あとがき
とあるサイトの小説大賞応募予定作品でした。二〇分ほど〆切に間に合わず参加不可でしたが。
ということで、『露』をお送り致しました。まぁ色々と影響受けまくってます、今回。月姫とかMissingとかパラムンその他。駄目じゃん。
さて、劇中の姑獲鳥についての描写ですが、はっきりいって半分以上創作です。
腕と足が鳥のものになっているのは、主にアトラスの女神転生シリーズ『デビルサマナーソウルハッカーズ』の中のコカクチョウから影響を受けています。実際の姑獲鳥は鳥そのものの姿で(サイズは大きいですが)伝えられることが多いようです。
また、風を操ることもできません。多分。イメージとして付け加えた能力であるのでご了承ください。
そもそも姑獲鳥は、日本でいうところの神隠しと似たようなものであると考えられます。或いは、攫われるのが須らく幼女であることから、人攫いに気をつけろという戒めであるという見方もできますが、そのあたりを辿ることは自分にはほぼ不可能なのではっきりしません。
芦屋道満と安倍晴明について。晴明、とっても脇役でした。しかも愉快犯かアンタってなノリです。ああ、無論晴明も不滅階級者です。
道満はそもそも実在したかも怪しい人物です。芦屋道満の存在が語られ始めるのは江戸時代で、当時の風潮が、敵役として作り出したとも言われています。
ちなみに十二の使役魔を失った云々とありますが、伝えられる話の中でも晴明は十二の使役魔を持っていたとされます。芦屋については知らないのでとりあえず創作です。
また、今の(作品中の)芦屋は新しい十二の使役魔を従えています。倉敷と歯狂がそのうちの二人です。他のも(設定上は)います。晴明にも勿論います。劇中で述べ忘れてましたが、歯狂は「はぐるい」と読みます。
……すいません。倉敷は自分の趣味です(核爆 最近、眼鏡もいいなぁ、とか思ったもので。あと脇役のウェイトレスも趣味です。あと咲菜も。
また、劇中には出てきていませんが、不滅階級者が不滅である理由を、『不滅のシステム』と呼びます。芦屋の場合は闇そのもの、というか手懐けた闇である倉敷がそうですね。肉体が滅び脳まで塵一つ残さず消えても、倉敷がその最期まで記録し続けた記憶を元に肉体から記憶まで完全に再生してしまうわけで。とはいえ、芦屋は眠ることは可能です。倉敷は自我を持っているのですから、一度滅んで『蘇らせるな』と命じておけばいいわけですし。蛇足を失礼しました。
天の羽衣について。話自体は有名ですが、細部が色々と違っています。劇中の引用では、衰弱した天女に羽衣を返す、というものでしたが、他には間に生まれた二人の子供が母親に羽衣を返す、夫が出かけている間に見つけるなどなど。昔話って奥が深い。
この作品は、自分の他の作品とクロスオーバーしています。他はまだ未発表ですが。同じ設定、世界観の中で、どれだけの力を出せるのかという実験的な意味合いを込めたものではありますが。
長々とお付き合いいただきありがとうございます。キスシーンがエロ過ぎたと反省しています。ごめんなさいごめんなさいゆるしてくださいもうしませんいやでもやっぱりするかもしれないけどとりあえずいまはごめんなさい。
長いだけの拙い駄文でしたが、こんなものでも皆様の足しになれば作者として幸いです。
それでは、また。