3270/4725
SHFから久々のライダー以外の特撮枠(もしかしたら初めて?)としてついにあの牙狼がリリース!
装着変身を買い逃した身としては願ったりかなったりだったんですが……

まずは全身。プロポーションはわりとズン胴なスーツよりはアクションシーンのCG寄りかなぁ、という印象。すらっとしてかっこいいです。
全身の塗装ももうちょっとオレンジ寄りのほうが牙狼らしいかなと思いますが、まあ許容範囲内かなぁと。塗装が汚い部分もありませんし、品質はいいと思います。
パッケージの写真みたいにギラギラは光りませんが、それでも光を反射して貫禄は出てますねー。


お顔。商品写真なんかで見たときはアゴが長いかな? と思ったんですが正面顔だと設定でもこんなもんですねー。
フィギュアーツにしてはかなりのイケメンさんだと思います。個人的には目がもうちょっとくりっとしてるイメージなんですけども。

腕周りも一見よくできてます。
……なんですが、この辺りからちょっと愚痴。まずこの写真で見て分かるとおり、ザルバが金一色です。
原作見てたらそこは他をオミットしてもこだわるポイントだろうと思うんですけど……サイズ的な都合にしても極魂で再現できてますし。
また、手首周りで言わせてもらうと手首の刃(大河がバラゴに呪いを付けたあれ)が完全になかったことになってます。ガンダムで角を忘れる程度の違和感ですね。

また、黄金騎士の鎧は肩周りや胸などに細かいモールドが入っているんですが、製品ではすべてが省略されています。
全部が全部とは言わないから、肩周りとか胸の主要なモールドくらいは入れておこうよ……
値段的にもしかして覚悟みたいなダイキャスト仕様かと思ったんですが、残念ながら鎧はオールプラになっています。

背中のリボン状の装飾〜△マークの部分はワンパーツで再現されてるんですが、やたら分厚いために装飾と言うよりはガローウイングという感じに。
装着や極魂はリボンとその横に出てる部分がワンパーツになっていたんですが、設定だとどうもそこは別パーツっぽいのでそれはいいんですけどちょっと違和感。

付属品。どのザルバもまっきんきんです。

そして豪快に紋章がオミットされた牙狼剣。手前が極魂のなんですが、どうしてこうなった……
と、まあそんな感じで。パッケージの文句として「完全再現」と銘打たれている割にはお前ほんとに原作見て読んで映画も行ったのかよ、という担当の人に疑問を投げかけたい部分は多々あるんですが
いつまでも愚痴ってても仕方がないのでここからはれっつられっつらヽ(`Д´)ノ

マントはリボン部分を差し替えて再現。さっきも行った背中の左右に飛び出てる部分がマントの下から出てるのが設定みたいなので、フィギュアでそこを再現したのは初?
マント自体はエターナルやその他もろもろでよく見る、軟質素材だけど厚くて動きません、なアレですねー。

わりとマントの再現が牙狼商品では重視されてますが、原作でマント付けて戦ったのって轟天の回のvs牙狼と最後の最後のキバ戦くらい?
個人的にはここにこだわるなら他の部分をとも思うんですが。

牙狼剣は鞘に収めることができ、また鞘を持つための左手首も付属しています。
この手首はポーズ付けにも使えてけっこういい感じ。

また、股関節は引き出し式になっていて、足首は久々の多軸ダイキャスト方式。安定性はなかなかです。
肩周りも干渉上等の形状のわりにはよく動きますし、首回りも腰も可動するのでアーツとしてはかなりのアクション性かと。


牙狼剣のホールドもしっかりしてます。



いいお値段がするんだから専用スタンドとか烈火炎装エフェクトとか付いてたらよかったんですけどねー。









待望の牙狼アクションフィギュアだったんですが、パッと見でいい感じなものの省略箇所が多くてちらほらそこが目に付きます。
低価格のフィギュアならまだしも、アーツでも高額の部類に入るのにこれはなぁ……
本体の出来も造形もよくて、遊ぶのにストレスがなくポーズも決まる、なのにポイントを外している。そんな印象です。
かっこいいのに惜しいなぁ……
Amazonで購入←ちょこちょこ復活してます。
Amazonでフィギュアーツを検索←今月はnew電王が控えてますねー。
楽天で購入←在庫残ってます。

楽天でフィギュアーツを検索←安いのがちらほらと。

あみあみで購入

(最終更新:11/04/19)